前回の記事でもたくさんアクセスいただき、ありがとうございます。
12/20マイクロマガジン社ことのは文庫より「紅茶と猫と魔法のスープ」が発売になりました。
もう二週間経ったのかあ、早いですね。そのあいだ何をしていたのか思い出せない……、と思ったのですが年末仕事が忙しくて、ひたすら働いていたのでした(笑)
仕事でよく訪れる学芸大学駅近くにある恭文堂書店さまには、いつもことのは文庫の新刊が置かれているのですが(大体いつもここで新刊を買う)ちゃんとここにもありました。
町の書店なのですが品ぞろえが充実していて、いつ行ってもちゃんと読みたいものがあるし、知人の本などピンポイントのお買い物でも、ほしい本がなかったことがない。
仕事に行く楽しみの中にこの本屋で買い物をすることが含まれているので、私にとってのいつもの書店に本が並んだことがうれしかったです。
とてもきれいな本ができました。
こんなに暑苦しく何度も愛を伝えていいのかわかりませんけれど、わみずさんの絵が大好きです……。
ラフを見せていただいたとき、これがこのまま表紙でいいです、と思いました笑
でも、完成した絵はラフよりもさらに何倍も素敵でした。
ことのは文庫さんの特徴でもあるのですが。
本が裏までかわいいです。(↓こちらはデータではなく写真なので、微妙に傾いていてすみません…)
後ろにも猫。人間よりも猫の数が多い、ねこねこしたジャケットです。
これは編集者さまのこだわりでもあったり。
そして、アールグレイが大好きな制作さんが作ってくれた、こだわりと愛のつまった特設サイトをぜひ見ていただきたいです。
コンテンツの見出しに、猫が順番に出てくるんですけど「ああ~、子猫は一回出番が少ないな」と思ってスクロールしていたら……、最後にちょこんと。
ちょっとしたところなんですけれど、たぶん「この子一回出番が少ない」と思って、置いてくれたんだろうな~、と考えると……。
担当編集さまもそうなのですが、こういう細かいところまで含めて、いつも全力の姿勢や、アイデアを形にするフットワークの軽さが素敵で、ほんとうに良い会社だなあと思いました。
小説のあらすじや、キャラクター紹介の載っている「紅茶と猫と魔法のスープ」特設サイトのリンクはこちら。わみずさんのイラストが素敵です。そして猫がめちゃくちゃかわいい。↓↓
特設サイトにレビューの一部が掲載されているのですが、それはNetGalleyという校正前原稿を読めるサイトに寄せていただいたレビューがもとになっています。
読後感が気になる方は、こちらもチェックを!
正直、これまでこんなにたくさんの方から感想をいただいたことがなく、興味を持って作品を読んでくださった方々がいたことに、そしてレビューの言葉のあたたかさに感動。
本当にありがとうございました。読み返しては泣いております……。
一人でも読んでくれる方がいるから書き続けて来られたんだなと改めて思いました。
レビューを書くためには、読み終えた後振り返って、これが一体どんな話だったのか掴み、どう書いて相手に伝えるのかを考えなくてはならないし、かなり時間がかかると思います。
そこまでしていただいたことに、本当に感謝しかないです。
一部じゃなく、全部見て~という気持ちがあるのでここに貼っておきます。↓↓
SNSに感想をUPしてくださる方々にもお礼を伝えたいです。ありがとうございます~!
そしてそして、Café de 武さんとのコラボドリンクもお正月明け、1/5より販売再開します。
小説に出てくるメルトミントティーが飲めます。
オリジナルのミントシロップを使った紅茶は、味のバランスが感動的なので、ぜひ飲んでみてほしいです。
私も昨年末に行き、アイスメルトミントティーを飲んできました!
味のバランスが~、と書きましたが、かなり繊細な味の飲み物です。
え、クリーム系なのに? と思われるかもしれませんが、クリーム系の飲み物なのに紅茶の味や香りをしっかり感じられて、なおかつミントの爽やかさもあるんです。
アイスの方が、他にない新鮮な味わいかも。でもホットも美味しい……。
わたしは趣味のバードウォッチングとセットで紅茶を楽しもうと考えていて笑、葛西臨海公園にて鳥見のあとに、八丁堀で下車→Café de 武さんでのティータイムを狙っております。
現在はカフェの方でも書籍を販売中!
「ここにも本を置いてほしいな~」なんて提案を受け入れていただきありがとうございます。
私自身が本屋じゃない場所にある本を買ったりもするので、そういう出会い方も面白いんじゃないかなと思うのと、小説がもっと身近なものになったらいいなという願望があったりします。
最後に少し、12/20同日発売のいのうええいさんの小説を勝手にご紹介。
「泣ける話」をひとつください。あきらめの悪い編集者と忘れ去られた推し作家
読みました!
良かった……! だからちょっと書きたくなってしまいまして笑
発売一か月以上前から本を取り寄せていたものの、レビュー読んだら気になってしかたなくて(レビューの威力はすごい!笑)12/20になってすぐ、電子書籍をダウンロード。
公式などに試し読みも載っていますが、もしかしたらこのお話は、前半だけでは魅力が半分も伝わらないのでは?と思うくらい、後半が良いです。仕掛けが待ち受けていますので、とにかく最後まで読んでみてほしいです。
読み進めるほどに、この物語が何を表わしているのかわかってくる、そこが見どころではないかと思っています。
なんというか、前半はじっくりと読ませ、後半になって一気に世界が開けるような物語なんです。
そして同じ書き手としての感想になりますが、どんな言葉を使って書くのか考えているのが伝わってきます。
それは文字じゃなければ伝えられない感情で「ああ、小説ってやっぱりいいなあ」と思わせてくれる本でした。
特設サイトはこちらです↓↓
茶粥食べてみたいな~。さらさらの方で。
近々挑戦してみますね。
佐鳥の「紅茶と猫と魔法のスープ」とえいさんの「「泣ける話」をひとつください」はタイプは違うですが、どちらも人との繋がりの大切さを書いた小説です。
すぱーん、と爽やかに終わる紅茶猫。
しっとり余韻を残して終わる泣け推し。
どちらも冬の読書におすすめです。ぜひ書店さんでもチェックしてみてください。
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